節分

早いものでもう2月になります。
ついこの間、年が明けたと思ったら・・・2021年も1月終わりました。
さて2月といえば節分です。
個人的にはこのイベント、割と好きです。
恵方巻き等、色々な風習があるかと思いますが、我が家は豆まき一筋でした。
小さい頃は、友達と近所の神社で行って、豆と一緒にまかれるお菓子や商品券目当てに豆まき行事に参加していたのを思い出します。
あれはなかなか楽しい思い出です。
今年はコロナもありますし、そう行ったイベントは難しいかもしれませんね。

そして今年の節分は、ちょっと特別らしいです。
みなさまお気づきかと思いますが、なんと2月2日なんです!
節分が2月2日なのは、なんと124年ぶりらしいです。
なんか凄いですよね。
なんで124年ぶりの2月2日なの!?ってなりますよね。
チョロっと調べてみました。
難しいことは省きますが、要するに「少しずれるから、たまに調整しときましょ。」ということらしい(省略しすぎ。詳しくはコチラ→wikipedia
まぁ、閏年みたいなものですね。

ということは、次に2月2日の節分を迎えるのは、また124年後なのか?と思ったら、
しばらくは閏年の翌年が2月2日になるそうな。
つまり4年後ですね(結構すぐだ!)。
なんだかテキトーな感じがしますが、なんらかの計算・法則があるのでしょう。
深く掘り下げる気にはなりませんでした。

最後に少し真面目な話で、豆まきの豆(大豆)について。
大豆といえば古くから食べられている皆さんよくご存知のアレですね。
畑の王様・畑の肉・大地の黄金なんて大層な二つ名が付いています。
実際、栄養価が高く、特にタンパク質の含有量は肉に匹敵するとされ、二つ名に負けない優秀な食物です。
そんな大豆の成分として有名なのが「大豆イソフラボン」ですよね。
この大豆イソフラボンは構造がエストロゲンに似ていることで有名らしいです。
実際にエストロゲンの受容体に結合して機能することが判っています(Jinping et al., 2001)。
エストロゲンと言えば、卵胞発育の過程に合成され卵胞や卵子の成熟に寄与するとされるホルモンです。
これは大豆イソフラボンが生殖医療に貢献していそうな感じがしてきました!

そう思って関連文献を調べてみましたが、思ったより少ない!?
テーマもPCOSが多いですね。
とりあえず気軽にピックアップできそうなネタがなかったので、今回はご勘弁を。
そういえば、生殖医療系の学会で何度かイソフラボンの演題を聴講した記憶がありますが・・・。
最近あまり見ない気もします。
エストロゲンと類似の働きをするのであれば、卵子や顆粒膜細胞の成熟・増殖なんかに関与してきそうなものですが。
今後に期待ですね!

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