培養室Q&A 培養室Q&A論文紹介妊娠率AMH AMHに関連する研究報告 2022年12月23日 〜なぜ血中AMH値が卵巣予備能のマーカーとなりえたか〜 しかし、原始卵胞の数は反映していないと言われると・・・(←前回までの話を踏まえて) 「卵巣内で最も数が多い原始卵胞を差し置いて、卵巣予備能の検査と言っていいのだろうか!?( ;´Д`)」 ・・・なんて思ったり。 とは言え、原始卵胞の数を確認する方法がないのです... lab
培養室Q&A 培養室Q&Aサプリメントレスベラトロール Q. 卵子を若返らすことはできますか? 2022年10月13日 「卵子の質」この言葉、一度は聞いたことがあるかと思います。 卵子の状態が良いか悪いかの明確な基準はありませんが、 近年よく耳にするのは「卵子の老化」。 老化は生物にとって避けて通れないものであり、身体を構成している全細胞に共通の現象です。 老化した細胞は機能が低下し、正常な(今までと同じような)役割を果たせなくなってし... lab
培養室Q&A HEPAフィルター揮発性有機化合物培養室採卵室 Q. 揮発性有機化合物とは? 2022年9月28日 みなさまこんにちは。 培養室Q&A、ラボ部より発信させて頂きます! 引き続き「採卵室・培養室の備えるべき条件は?」です(*'▽') 第3弾となる今回は、揮発性有機化合物とは!?がテーマです 第2弾で卵子や胚の培養に悪さをしてそうな原因として登場した揮発性有機化合物 その正体は何なのでしょうか(´・Д・) ~... lab
培養室Q&A 培養室Q&AHEPAフィルター揮発性有機化合物培養室 Q. 培養室と採卵室の空気環境は? 2022年8月26日 みなさまこんにちは。 培養室Q&A、ラボ部より発信させて頂きます! 引き続き「採卵室・培養室の備えるべき条件は?」です(*'▽') 第2弾ということで、培養室と採卵室の空気環境は!?というテーマですが~ 空気環境って・・・? なんですかね(*'▽') ~Q. 採卵室・培養室の備えるべき条件は?の続きです。~ ... lab
培養室Q&A AMH原始卵胞卵巣予備能 Q. 本当にAMHの値で卵巣に残っている卵子の数がわかるの? 2022年8月18日 わかると思います。 もちろん間接的にではありますが(´_ゝ`) 「卵胞は発育が進むにつれ、ステージ別に見た数は減る」というのが一般的な認識です。 つまり卵巣内に一番数が多いのは原始卵胞で、次に多いのが一次卵胞で、その次が二次卵胞、、、といった感じです。 つまり、AMH値で一次・二次・胞状卵胞の数が推察できるなら、原始卵... lab
培養室Q&A 培養室Q&AHEPAフィルター揮発性有機化合物培養室 Q. 採卵室・培養室の備えるべき条件は? 2022年8月8日 みなさまこんにちは。 培養室Q&Aという事で、ラボ部より発信させて頂きます! 今回のテーマは「採卵室・培養室の備えるべき条件は?」です(*'▽') 施設・設備的な意味合いでの条件です。 ・ガイドラインからの推奨 生殖補助医療を実施するうえで、採卵室及び培養室にこれはあったほうがよいなーと言われているものがいく... lab
培養室Q&A AMH卵巣予備能 Q. なんで卵巣予備能がわかるの? 2022年8月4日 成長過程の卵胞内でAMHが作られているからです。 卵胞が多い➡️沢山の卵胞でAMHが作れる➡︎血中のAMH濃度が高い 卵胞が少ない➡️AMHを作れる卵胞が少ない➡︎血中のAMH濃度が低い ということになります。 血中のAMH濃度を測定す... lab
培養室Q&A 培養室Q&AAMH原始卵胞卵胞発育 Q. AMHを作る卵胞はどんな卵胞? 2022年5月17日 卵胞径が1mmの1/5 (200μm) くらいの大きさから、約10mmの発育卵胞で主に作られているとされています。 200μmとは、、、かなり小さいうちから作ってますねー。 特に2-10mmくらいの卵胞が多く作っているようです。 (Reshef et al., 2017) AMHは卵胞内の顆粒膜細胞(グレーの部分です。... lab
ちょっと雑談 培養室Q&A不妊治療保険化保険診療生殖補助医療 保険化スタートして1か月 2022年5月12日 この4月から生殖補助医療(の一部)が保険適応となり、いわゆる保険診療での生殖補助医療が始まりました。 どうなることかと思っていましたが、いまのところ培養室に大きな変化は感じません(←私個人の感想です)。 もちろん、業務上の小さな変化はいくつもあります(覚えるの大変です)。 でも、やることの大筋は変わりません。 体外受精... lab
培養室Q&A 培養室Q&AAMH Q. AMHってなんですか? 2022年5月10日 AMH 正式名称→Anti-müllerian hormone 日本語→抗ミュラー管ホルモン、 だいたいAMH(エイ・エム・エイチ)と呼ばれています。 本来は個体の発生段階、性分化の過程(雌雄の決定)に機能する物質です。 一方で、卵巣内における働きは、2つの卵胞発育の抑制(抑制することでコントロールすること)とされて... lab