不妊検査と助成金

東京都と埼玉県では、子供を望む夫婦が早期に検査を受け、必要に応じて適切な治療を開始することができるよう、不妊検査にかかる費用の一部を助成する事業があります。

東京都では「東京都不妊検査等助成事業」、埼玉県では「早期不妊検査費助成事業」という制度です。

 

不妊治療では生理周期におけるさまざまなタイミングで複数回検査を実施します。検査の種類は多岐にわたりますが、当院ではまず血液検査によって甲状腺ホルモン(着床・流産・早産に関係)のバランスや、卵巣予備能力(卵巣に残っている卵子数の目安)、風疹・クラミジア感染症・精子に対する抗体の有無、貧血や凝固(血液の固まりやすさ)など、前もって知るべき情報を調べます。その他、この血液検査では院内感染症防止のため感染症検査も行います。

男性側は精子の異常を調べるため精液検査を行いますが、検査前には女性側と同様に血液検査により感染症検査を受けていただきます。

現在これらの血液検査は自費による検査です。

 

この他に、卵胞の大きさを測る超音波検査や、特定の時期におけるホルモン値の測定、卵管の通過性の検査などがあり、こちらは医療保険が適用です。※自費の検査と同日に検査される場合は医療保険は適用されず、自費となります。

 

冒頭でご紹介した不妊検査助成事業は医療保険の適用・適用外を問わずこれらの検査が対象となります。

 

東京都では5万円を、埼玉県では2万円を上限に助成されます。

 

つまり、不妊治療開始にあたり必要な検査を、ほぼ満額または一部が助成金内で受ける事が出来ます。(東京都では検査の他に一般不妊治療に分類されるタイミング指導や薬物療法、人工授精なども対象です)

 

また、当院では助成の対象になる「妊活検査パック」があります。

妊活検査パックは、専門的な検査や治療はまだ考えていないけど、妊娠にやや不安があったり、ご自分の体をもう少しきちんと知りたいと考えている方におすすめです。パックの内容は当院HPをご覧ください。

助成制度の利用にはご夫婦での検査が必須となりますので、お二人で検査パックを受けていただくか、検査パック後にお二人での受診が必要です。

 

不妊治療を開始される方はもちろん、検討されている方はこの助成制度を利用して検査を受けられるのはいかがでしょうか。

 

この事業は20224月の不妊治療保険化以降も継続される予定ですが、検査は早めに受けられることをおすすめします。

 

 

当院では助成金に関する説明動画のご用意もございます。ご希望の方は当院HP内「治療説明会」ページのフォームからお問い合わせください。

なお、助成要件は自治体により異なり、打ち切りになる可能性もありますので、必ずお住いの自治体に確認をお願いします。

 

 

 

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